Windows 10 へアップグレードを予定している場合、まず次の注意事項を確認してください。
Windows 10は、Windows 7 Service Pack 1、またはWindows 8.1(Windows 8.1Update が適用された状態)からアップグレードされます。
お使いのシステムを調べる方法は、使っている Windows オペレーティング システムの確認を参照します。
現在インストールされている Windows のバージョンにより、アップグレード可能な Windows 10 のエディションが異なります。
主な Windows のバージョンとエディションは、アップグレードの前後(ビフォア/アフター)で次の通りとなります。これは自動的に決まります。
Windows 8.1 ⇒ Windows 10 Home
Windows 8.1 Pro ⇒ Windows 10 Pro
Windows 7 Home Premium ⇒ Windows 10 Home
Windows 7 Professional ⇒ Windows 10 Pro
詳しくはマイクロソフト社の、エディション別のアップグレードを参照ください。
ハードディスクやSSDの空き容量が不足すると、アップグレードできません。
事前に、十分な容量があることを確認してください。
SSDが搭載されているパソコンは、ハードディスクと比べて容量が小さいため、ご注意ください。
空き容量の確認方法は以下を参照ください。
空き容量が20GB以上あることを確認してください。
アップグレードに必要な容量は、ご利用の環境により異なります。
パソコンに入っている "Windows 10 を入手する" アプリケーションは、互換性に問題があるかどうかをスキャンして結果を表示します。
結果次第でWindows 10 に対応していないアプリケーションや周辺機器は使えなくなることを認識しましょう。
詳しくは、[互換性チェック]ページにジャンプして確認します。
対応機種あるいは互換性など重要情報は、パソコンのメーカー(製造元)からも発表されております。
メーカーのアップグレード手順が指示されていることもあります。その場合は、メーカーの手順に従いましょう。
製造元の連絡先は、連絡先情報のページで確認できます。
該当型式についての記述が無い場合は、アップグレードできない可能性もあることを前提に作業をすすめることになります。
Windows 10にアップグレードすると、個人で作成した書類などのデータは引き継がれます。また、Windowsアプリや一部のデスクトップアプリも継続してWindows 10で使えます。
ただし、アップグレードの最中に、万が一エラーが発生するかもしれません。もしもの場合に備えて、システムとデータのバックアップを取っておきましょう。
クリーンインストールをせざるを得ない状況を考慮して、使用しているソフトのプロダクトキーを確認しておきます。ソフトの再導入に必要となります。
Windows や Office 等、Microsoft 社のソフトを再インストールするにはプロダクトキーの入力を求められます。プロダクトキーが分からなければ、これらのソフトを再インストールすることはできません。
プロダクト キーは、ソフトウェア製品のライセンス認証に使う 25 文字のコードです。 使用中のPCでのプロダクトキーは製品のパッケージを確認するか、プロダクトキーが印刷された名刺大のカードを確認します。
セキュリティソフトの場合は、使用を契約した時のユーザー情報が必要になります。セキュリティソフトの画面でも確認できる場合があります。
その他、使用中の有料のソフト(例えば、筆ぐるめ)があれば、それらのインストレーションパッケージも確認しておきます。
必要なデータのバックアップはイメージバックアップだけでなく、コピーでもバックアップも取っておきましょう。
通常の保存先としてのドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックだけでなく、別の場所を保存場所としているデータもバックアップしておきましょう。
バックアップは本体のHDDではなく、外部保存装置のUSBやDVDにとります。OneDrive に保存することでも良いでしょう。
メールデータやアドレス帳は、元のOSに戻したときに戻らないこともあるのでバックアップしておきましょう。
バックアップをとる方法は以下のリンクを参照します。「エクスポート」でバックアップをとり、「インポート」で復元します。
Windows Live メールでメール、連絡先、カレンダーをインポートおよびエクスポートするにはどうすればよいですか?
パソコン起動時に入力するIDとパスワードを確認しておきます。Microsoft アカウントのIDとパスワードなども確認しておきましょう。
メールを再設定しなければならないこともあるので、メールの設定情報(メール・アドレス、サーバー、パスワードなど)も確認しておきましょう。
アップグレードには、長時間(約3時間)かかります。
時間に余裕をもって作業することをお勧めします。