Live メール 2012 連絡先の場合

ここでは、Windows Live メール 2012 のアドレス帳を、.csv (ドット-C-S-V) 形式に変換して Outlook 2016 へインポートする操作を紹介します。(.CSV ((ドット-C-S-V)) 形式とは、カンマで区切られたデータのファイル形式のことです。)

全体で3つのステップを順にとります。

尚、Live メールの「分類」は Outlook には移行できないので、Outlook で連絡先グループを別途作成する必要がある。

 

Windows Live メール 2012 側でのエクスポート

➊ アドレス帳をカンマ区切り(.CSV)でエクスポートする

ol50:アドレス帳をカンマ区切り(.CSV)でエクスポートする
ol50:アドレス帳をカンマ区切り(.CSV)でエクスポートする

➋ エクスポート先のファイル名と場所を指定し、[次へ]

ol51:エクスポート先のファイル名と場所を指定し、[次へ]
ol51:エクスポート先のファイル名と場所を指定し、[次へ]

➌ エクスポートするフィールドはそのままで、[完了]をクリックする

「名前」にチェックを入れたままにし、「名」「姓」にはチェックを入れない。

ol52:エクスポートするフィールドはそのままにし、[完了]をクリックする
ol52:エクスポートするフィールドはそのままにし、[完了]をクリックする

❹ CSVファイルができる

インポートするファイルで 「電子メール表示名」 を設定する

Outlook 2016 の連絡先では、「表示名」フィールドがある。(Windows Live メール 2012 では、無かったと思われる。)

Outlook 2016 で連絡先を作成する場合では、「表示名」は「姓」+「名」+(電子メールアドレス)の形式で作成される。しかし、インポートして作成される連絡先の場合は、「表示名」は、電子メールアドレスだけとなり、形式が作成する方法でバラバラで統一されていない。

表示名が電子メールアドレスだけの場合は、連絡先を選択する時や、メッセージの「宛先」「CC」に表示された時も、非常に分かりずらい。

こうした混乱を避けるために、インポートするファイルに「電子メール表示名」フィールドを追加して、その内容を事前に設定しておく。「電子メール表示名」フィールドは、ここでは、「姓」「名」だけにする。

「電子メール表示名」がブランクではなく、何らかの値が入っている場合は、Outlook 2016 での連絡先の編集では、その値を自動では変更し無い様だ。

➊ インポートする .csv ファイルを、エクセルで開きインポートする連絡先を選択・整理する

Outlook 2016 へインポートしない連絡先があれば、削除する。

1)例えばパソボラの会員のみを移行する場合は、「自宅電話」でソートし、班No.が入っている連絡先のみを選ぶことができる。

 

➋ カラム(列)B の前に列を追加する

カラムCは「電子メールアドレス」フィールドであることが前提で、カラムAの次に新しいカラムを挿入する。

1)選択したカラム B を右クリックし、コンテクストメニューの「挿入」をクリックする

ol158:B列を右クリックし、「挿入」をクリックする
ol158:B列を右クリックし、「挿入」をクリックする

➌ 追加した列のヘッダーに「電子メール表示名」と入力する

ol159:追加した列にヘッダー「電子メール表示名」を入力する
ol159:追加した列にヘッダー「電子メール表示名」を入力する

❹ セル B2 に「名前」=>「表示名」を表示する計算式を入力する

「名前」がA列にある前提での計算式。

B2の内容は、=A2 という計算式にする。

B2の内容はA2 の値とする。

ol160:計算式を入力する
ol160:計算式を入力する

❺ 計算式を表の底までコピーする

ol161:計算式を表の底までコピーする
ol161:計算式を表の底までコピーする

❻ ファイルを上書き保存する

CSV UTF-8 形式で保存することの確認メッセージが出るので、ここは「はい」で答える。

ol184:CSV UTF-8 確認メッセージ
ol184:CSV UTF-8 確認メッセージ

文字コードを ANSI に変更する

➊ CSV ファイルをメモ帳で開く

CSV ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」で「メモ帳」を選択する。

➋ 名前を付けて保存で ANSI コードに変更する

1)開いたメモ帳の「ファイル」から「名前を付けて保存」を選択する。

ol185:名前を付けて保存する
ol185:名前を付けて保存する

2)ファイルの種類(*.*)、文字コードを ANSI に変更し、ファイル名を指定し、「保存」する

ol186:ANSI、ファイルの種類、ファイル名を指定して「保存」する
ol186:ANSI、ファイルの種類、ファイル名を指定して「保存」する

Outlook 2013 側でインポートする

ここでは、エクスポートされ、「表示名」が設定された .csv ファイルをインポートします。

➊ Outlook 2013 または 2016 のリボンの上部にある [ファイル] を選びます。

➋[開く/エクスポート]、[インポート/エクスポート] の順に選びます。

ol53:[開く/エクスポート]、[インポート/エクスポート] の順に選びます。
ol53:[開く/エクスポート]、[インポート/エクスポート] の順に選びます。

➌「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選び、[次へ]をクリックする

ol54:「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選び、[次へ]をクリックする
ol54:「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選び、[次へ]をクリックする

❹「テキストファイル(カンマ区切り)」を選び[次へ]をクリックする

ol55:「テキストファイル(カンマ区切り)」を選び[次へ]をクリックする
ol55:「テキストファイル(カンマ区切り)」を選び[次へ]をクリックする

❺ インポートするファイルを指定し、オプションを設定する。[次へ]をクリックする

ol56:インポートするファイルを指定し、オプションを設定する。[次へ]をクリックする
ol56:インポートするファイルを指定し、オプションを設定する。[次へ]をクリックする

[オプション]で、重複 (既存の連絡先) を置き換えるのか、重複する連絡先を作成するのか、それとも重複をインポートしないのかを選択します。

  • 重複した場合、インポートするアイテムと置き換える:
    • Outlook で同じ連絡先の名前が見つかった場合、既存の連絡先が削除され、インポートする情報で連絡先が作成されます
  • 重複してもインポートする:
    • とりあえず重複は作成する。後でクリーンアップすることもできます。
  • 重複するアイテムはインポートしない:
    • Outlookにある既存の連絡先の情報が、インポートしようとしている連絡先と同じであることが確実な場合は、重複分をインポートしないように選択できます。Outlook には新しい連絡先のみがインポートされます。

❻ インポート先のフォルダーを選び、[次へ]をクリックする

[インポート先フォルダー] ボックスで、必要に応じて先頭までスクロールし、[連絡先] フォルダー、[次へ] の順に選択します。複数のメール アカウントを使っている場合、連絡先に関連するメール アカウントの下にある [連絡先] フォルダーを選ぶとのガイドだが、何故か POP/SMTP アカウントには[連絡先]フォルダーが無いので、この場合は[Outlook データ ファイル]傘下にある[連絡先]を選んだ。

ol57:インポート先のフォルダーを選ぶ。[次へ]をクリックする
ol57:インポート先のフォルダーを選ぶ。[次へ]をクリックする

❼[フィールドの一致]ボタンをクリックする

インポート先とインポート元とで、項目フィールドが一致していない時は、手動での対応付けが必要になることがあります。

たとえば、この例では、インポート ファイルには [自宅電話番号]があります。Outlook にはこの列と完全に一致しない [自宅電話] フィールドを使っています。これを同じものとして扱うために、[フィールドの一致]の操作を行います。

ol58:[フィールドの一致]ボタンをクリックする
ol58:[フィールドの一致]ボタンをクリックする

❽ インポートする「名前」をインポート先の「姓」と一致させる

1)インポート先の「名前」を展開する

2)インポート元の「名前」をインポート先の「姓」と一致させる

ol187:「名前」を「姓」と一致させる
ol187:「名前」を「姓」と一致させる

❾ インポートする「自宅電話番号」をインポート先の「自宅電話」と一致させる

ここでは「自宅電話番号」を、「自宅電話」と一致させてインポートする必要があります。

自宅電話番号を(会の班番号など)特殊な目的で使用していることもありデータの移管を行います。

ol59:インポートする「自宅電話番号」をインポート先の「自宅電話」と一致させる
ol59:インポートする「自宅電話番号」をインポート先の「自宅電話」と一致させる

インポート元の「自宅電話番号」はインポート先の「自宅電話」と関連付けられた

ol60:インポート元の「自宅電話番号」はインポート先の「自宅電話」と関連付けられた
ol60:インポート元の「自宅電話番号」はインポート先の「自宅電話」と関連付けられた

[OK]をクリックする

❿[完了]ボタンをクリックするとインポートが始まる

ol61:[完了]ボタンをクリックするとインポートが始まる
ol61:[完了]ボタンをクリックするとインポートが始まる

❿ ナビゲーション[連絡先]を表示し、インポートされた内容を確認する


Outlook 2013/2016 連絡先の場合

🔰  ここで紹介する、Office Outlookから連絡先をエクスポートしてCSVファイルを作成する方法であるが、

それを行うとタイトル行と1行目が崩れてしまう事例が、2020年11月頃から発生している。

 

これを回避する方法を、ブログ記事で紹介しているので、そちらを参照してください:

https://wins10.jimdofree.com/2020/11/30/outlookからエクスポートした連落先の1行目が文字化けを起こす/

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Outlook から連絡先をエクスポートすると、連絡先のコピーが CSV などでファイルに保存される。これで、このファイルを使用して、別のOutlookメールソフトに連絡先をインポートできるようになる。

 

Outlook 2013/2016 から連絡先をエクスポートする

 

➊ Outlook の「ファイル」をクリックする

 

➋ [開く/エクスポート]、[インポート/エクスポート] の順にクリックする

ol169:開く/エクスポート > インポート/エクスポート
ol169:開く/エクスポート > インポート/エクスポート

➌ [ファイルにエクスポート] を選択する

ol170:ファイルにエクスポート
ol170:ファイルにエクスポート

❹ [コンマ区切り値] を選択する

ol171:テキスト(カンマ区切り)を選ぶ
ol171:テキスト(カンマ区切り)を選ぶ

❺ [エクスポートするフォルダー] を選択する

[エクスポートするフォルダーの選択] ボックスで、必要に応じて先頭までスクロールし、自分のアカウントの [連絡先] を選択する。[次へ] を選択する

ol172:エクスポートするフォルダーを選択する
ol172:エクスポートするフォルダーを選択する

❻ [参照] を選択し、ファイル名を指定して、[OK] を選択する

ol173:ファイル名を指定する
ol173:ファイル名を指定する

❼ 新しい連絡先ファイルがどの場所に保存されるかを確認し、[次へ] を選択する

ol174:保存場所、ファイル名を確認し「対へ」
ol174:保存場所、ファイル名を確認し「対へ」

❽ エクスポートするフィールドを確認する為に「フィールドの一致」ボタンをクリックする

ol183:エクスポートするフィールドを確認する
ol183:エクスポートするフィールドを確認する

❾「インポート/エクスポート先」フィールドが図の通りとなるよう変更し、「OK」をクリック

ここでは、班No.が「自宅電話」欄か「部署」欄に入力されているかで内容が変わる。

A) 班No.が「自宅電話」欄に入力されている場合:

特に「名前」のフィールドをエクスポートはしないようにすること、それに代わり「姓」と「名」と、二つだけを指定することが大事です。

一般に「名前」には、姓、名、の他にミドル名が入って組み合わされることが前提なので、これを使用しない日本人名は、ここでは「姓」と「名」のフィールドだけを指定していることを明確にするものです。

「自宅電話」欄に入力されている班No.をそのまま「自宅電話」欄のままエクスポートする。

ol182:エクスポートするフィールドを確認する
ol182:エクスポートするフィールドを確認する

B)班No.が「部署」欄に入力されている場合

特に「名前」のフィールドをエクスポートはしないようにすること、それに代わり「姓」と「名」と、二つだけを指定することが大事です。

一般に「名前」には、姓、名、の他にミドル名が入って組み合わされることが前提なので、これを使用しない日本人名は、ここでは「姓」と「名」のフィールドだけを指定していることを明確にするものです。

「部署」欄に入力されている班No.をそのまま「部署」欄のままエクスポートする。

ol182:エクスポートするフィールドを確認する
ol182:エクスポートするフィールドを確認する

❿ [完了] をクリックすると、連絡先のエクスポートが開始される。

ol175:エクスポートを開始する
ol175:エクスポートを開始する

ol176:エクスポート実行中
ol176:エクスポート実行中

エクスポート プロセスが完了すると、Outlook のメッセージは表示されないが、[インポート/エクスポート実行中] ボックスの表示が消える。

 

⓫ 新しく作成された .csv ファイルを開いて確認する

新しく作成された .csv ファイルをコンピューターで見つけ、Excel でそのファイルを開いて、連絡先が入っていることを確認する。空のセルが多数含まれている可能性があるが、それで正常。

ol177:エクスポートしたファイルの内容
ol177:エクスポートしたファイルの内容

 

これで連絡先が .csv ファイルにコピーされた。そのファイルを、Windows 用の Outlook がインストールされた別のコンピューターにインポートすることや、別のメール サービスにインポートすることができる。

Outlook 2013/2016 から他の Outlook 2013/2016 へインポートする

 

➊ Outlook 2013 のリボンの上部にある [ファイル] をクリックする。

 

➋ [開く/エクスポート] → [インポート/エクスポート] の順にクリックする。

 

➌ [他のプログラムまたはファイルからのインポート] を選び、[次へ] をクリックする。

 

❹ [テキストファイル(カンマ区切り)] を選び、[次へ] をクリックする。 

 

❺ インポートするファイルを指定し、オプションを設定する。

 [オプション] では、重複(既存の連絡先)を置き換えるのか、重複する連絡先を作成するのか、それとも重複をインポートしないのかを選択します。[次へ] をクリックする。 

 

❻ インポート先のフォルダーを選び、[次へ] をクリックする。

[インポート先フォルダー] ボックスで、必要に応じて先頭までスクロールし、[連絡先] フォルダー、[次へ] の順に選択します。複数のメールアカウントを使っている場合、連絡先に関連するメールアカウントの下にある [連絡先] フォルダーを選ぶ。 

 

❼ [フィールドの一致] ボタンをクリックする。 

 

🔰

「フィールドの一致」で変換エラーが出るときは、「フィールドの一致」で変換エラーが出るを参照する

 

❽ インポート先とインポート元とで項目をマッチングし、「OK」をクリックする 

ol190:+「名前」を展開し「性」と「名」が指定されているのを確認する
ol190:+「名前」を展開し「性」と「名」が指定されているのを確認する

「名前」を展開し、[姓]と「名」が指定されているのを確認する。

ol191:スクロールし「会社名」「部署」「役職」が指定されているのを確認する
ol191:スクロールし「会社名」「部署」「役職」が指定されているのを確認する

 下方へスクロールし、「会社名」「部署」「役職」がマッチングされているのを確認する。

ol192:「電子メールアドレス」と「表示名」が指定されているのを確認し、[OK]
ol192:「電子メールアドレス」と「表示名」が指定されているのを確認し、[OK]

 更に下方へスクロールし、「電子メール」を展開する。

「メールアドレス」「表示名」がマッチングされているのを確認する。

 

[OK]をクリックする。

❾ [完了] ボタンをクリックすると、インポートが始まる。 

 

❿ ナビゲーションの [連絡先] を表示し、インポートされた内容を確認する。

 

「フィールドの一致」で変換エラーが出る

ol235:変換エラー
ol235:変換エラー

インポート操作の途中、ステップ ⑦ 「フィールドの一致」ボタンをクリックした時に「変換エラー」が出ることがある。その時の対処をまとめた。

 

エラーメッセージは、フィールドのマップ(一致)情報を構築中に、コンバーターでファイルエラーが発生しました。

 

そして以下のメッセージが表示されます。

 

ファイル "C\Users\kumag_000\AppData\Roaming\テキスト ファイル(コンマ区切り).ADR”はロックされています。ファイルがあるディスクがロックされているか、ファイルが読み取り専用に設定されているか、またはほかのプログラムで使用中である可能性があります。ファイルがあるネットワークへのアクセス権を持っていない可能性もあります。

 

対処方法

ol236:対処方法
ol236:対処方法
  1.  エクスプローラ―を起動し、「表示」タブで「隠しファイル」にチェックを入れる
  2. [PC]>[C ドライブ]>[ユーザー]>[ユーザー名]>[AppData]>[Roaming]を表示する
  3. 「テキスト ファイル (コンマ区切り).ADR」 ファイルが存在するのを確認する。「テキスト ファイル (カンマ区切り).ADR」 ファイルも同様のものと思われる。
  4. .ADRファイルを削除する。
  5. 元の操作を再度行ってみる。

 

 

エクセルの表にまとめられた連絡先をインポートする場合

ここでは、事務局から送付される「会員名簿」エクセルファイルにある連絡先情報をOffice Outlook へインポートする手順を紹介する。

 

連絡先ファイルを作成する

➊「会員名簿」エクセルファイルを開き、表の見出しとセル内容をコピーする

ol193:「会員名簿」の表をコピーする
ol193:「会員名簿」の表をコピーする

見出し行含めて表全体をコピーする。

 

オリジナルの「会員名簿」エクセルファイルは閉じる。

➋ コピーした内容を新しいエクセルファイルに貼り付ける

ol194:新規エクセルファイルに(値のみを)貼り付ける
ol194:新規エクセルファイルに(値のみを)貼り付ける

①新規エクセルファイルを開き、

 

②セルA1で、以下のように値だけを貼り付ける

⓵セルA1で右クリックする

 

⓶表示されるコンテクストの「貼り付けのオプション」で「123」をクリックする

 

これにより、以下の項目名の表ができる:

班No.」「会員No」「」「M/F」「役職」「氏 名」「か な」「メールアドレス」「入会年月

※項目「会員No.」 「」「M/F」「入会年月」はメーラ(ここでは Office Outlook)では使用しない。

 

③班と班の間に空白行が数行あるので削除する。

 

➌「表示名」列を追加する

ol195:列を挿入し「表示名」とする。「氏名」を「表示名」にコピーする
ol195:列を挿入し「表示名」とする。「氏名」を「表示名」にコピーする

①列を挿入し、

 

②項目名を「表示名」とする

 

③セルの値は「氏 名 様」となるようにする。このため、該当のセルに次の関数を入れる。=F2&" 様"

 

④残りのセルはオートフィルで値を入れる。

 

⑤[入会年月]フィールドを "yyyy/mm" の表示形式に変える。

🔰[入会年月]は連絡先の項目としては使用しないので、この操作は必ずしも必要ではない。

 

❹ ファイルを csv ファイル形式で保存する

①「ファイル」から「名前を付けて保存」を選び、

 

② 保存場所を指定する

 

③「ファイルの種類」は「CSV(コンマ区切り) (*.csv)」を選ぶ

 

注意:「CSV UTF-8(コンマ区切り) (*.csv)」を指定しないこと。

 

④ ファイル名を指定し、「保存」をクリックする。

 

⑤「CSV(コンマ区切り)として保存する場合、ブックの一部の機能が失われる可能性があります。この形式でブックを保存しますか?」とのメッセージが表示される。これはCSVファイルの制限のみを指し、無視することができる。「次回からは表示しない」をクリックする。

 

⑥ 元のブック(.xlsx)を閉じる。

 

⑦ CSVファイルも閉じる。

Office Outlook へインポートする

エクセルファイルから作成したcsvファイルを Office Outlook へインポートする手順です。

エクセルファイルで作成した連絡先の項目は、必ずしも Outlook 連絡先項目フィールドと同じ項目名ではないので、フィールドの一致作業が必要となる。

 

➊ Outlook のリボンの上部にある [ファイル] をクリックする。

 

➋ [開く/エクスポート] → [インポート/エクスポート] の順にクリックする。 

 

➌ [他のプログラムまたはファイルからのインポート] を選び、[次へ] をクリックする。

 

🔰パスワードを入力するように求めるメッセージが表示され、パスワードを設定していない場合は、「キャンセル」を選択し、次のウィンドウに移動する

 

❹ [テキストファイル(カンマ区切り)] を選び、[次へ] をクリックする。 

 

❺ インポートするファイルを指定し、オプションを設定する。

 [オプション] では、重複(既存の連絡先)を置き換えるのか、重複する連絡先を作成するのか、それとも重複をインポートしないのかを選択します。[次へ] をクリックする。 

 

❻ インポート先のフォルダーを選び、[次へ] をクリックする。

[インポート先フォルダー] ボックスで、必要に応じて先頭までスクロールし、[連絡先] フォルダーあるいは[連絡先]フォルダーに繋がる傘下の該当フォルダーを選び、[次へ] の順に選択します。

 

複数のメールアカウントを使っている場合、連絡先に関連するメールアカウントの下にある [連絡先] フォルダーを選ぶ。 

 

🔰 この後、エラーメッセージ "フィールドの一致情報を構築中にファイルにエラー発生しました。" と表示される時は、ブログ記事 "CSVファイルのインポート中にエラー" を参照してください。

 

 

❼ [フィールドの一致] ボタンをクリックする。 

「フィールドの一致」ダイアログボックスが表示される。

 

左側の[インポート/エクスポート元:]と表示された下に、インポートするCSVファイルに含まれている列の名前が[値]として表示されたボックスがある。

 

右側の[インポート/エクスポート先:]と表示された下のボックスには、Outlook で連絡先に使用される標準の[フィールド]が表示される。インポートするCSVファイル内の列に一致するフィールド名がある場合には、[元のフィールド]の下にその列名が表示される。

 

これで Outlook の項目名とCSVファイルの列名との紐づき、すなわちフィールドの一致を示す。

 

❽ インポート先とインポート元とで項目をマッチングし、「OK」をクリックする

[☑”会員名簿.csv”を次のフォルダーにインポートします:〇〇(フォルダー名)]のように、チェックボックスがオンになっていることを確認する。

 

ol196:+「名前」を展開し「姓」に「氏 名」、「会社名」に「か な」、「部署」に「班No.」を指定
ol196:+「名前」を展開し「姓」に「氏 名」、「会社名」に「か な」、「部署」に「班No.」を指定

「名前」を展開し、[]に「氏 名」が指定されているのを確認する。

 

 左側ボックスから右側ボックスの Outlook フィールドに一つずつドラッグする。

会社名」には「かな」、「部署」には「班No.」、「役職」には「役職」を指定して紐づけする。

ol197:+「電子メール」を展開し「電子メールアドレス」「電子メール表示名」を指定
ol197:+「電子メール」を展開し「電子メールアドレス」「電子メール表示名」を指定

 下方へスクロールし、「電子メール」を展開し、[電子メールアドレス]に「メールアドレス」、「電子メール表示名」に「表示名」が指定されているのを確認する。

※メールアドレスを3個まで追加できるようになっているが、ここでは「電子メール」を使う。

 

 フィールドのマッチングが全て終了したのを確認し、

OK」をクリックする。

 

❾ [完了] ボタンをクリックすると、インポートが始まる。 

 

❿ ナビゲーションの [連絡先] を表示し、インポートされた内容を確認する。

空白行などがあるときは、行を削除する。

「表示」を「一覧」表示にする、グループ分けをしないで表示する、等。