ここでは、Windows Live メール 2012 のアドレス帳を、.csv (ドット-C-S-V) 形式に変換して Outlook 2016 へインポートする操作を紹介します。(.CSV ((ドット-C-S-V)) 形式とは、カンマで区切られたデータのファイル形式のことです。)
全体で3つのステップを順にとります。
尚、Live メールの「分類」は Outlook には移行できないので、Outlook で連絡先グループを別途作成する必要がある。
「名前」にチェックを入れたままにし、「名」「姓」にはチェックを入れない。
Outlook 2016 の連絡先では、「表示名」フィールドがある。(Windows Live メール 2012 では、無かったと思われる。)
Outlook 2016 で連絡先を作成する場合では、「表示名」は「姓」+「名」+(電子メールアドレス)の形式で作成される。しかし、インポートして作成される連絡先の場合は、「表示名」は、電子メールアドレスだけとなり、形式が作成する方法でバラバラで統一されていない。
表示名が電子メールアドレスだけの場合は、連絡先を選択する時や、メッセージの「宛先」「CC」に表示された時も、非常に分かりずらい。
こうした混乱を避けるために、インポートするファイルに「電子メール表示名」フィールドを追加して、その内容を事前に設定しておく。「電子メール表示名」フィールドは、ここでは、「姓」「名」だけにする。
「電子メール表示名」がブランクではなく、何らかの値が入っている場合は、Outlook 2016 での連絡先の編集では、その値を自動では変更し無い様だ。
Outlook 2016 へインポートしない連絡先があれば、削除する。
1)例えばパソボラの会員のみを移行する場合は、「自宅電話」でソートし、班No.が入っている連絡先のみを選ぶことができる。
カラムCは「電子メールアドレス」フィールドであることが前提で、カラムAの次に新しいカラムを挿入する。
1)選択したカラム B を右クリックし、コンテクストメニューの「挿入」をクリックする
「名前」がA列にある前提での計算式。
B2の内容は、=A2 という計算式にする。
B2の内容はA2 の値とする。
CSV UTF-8 形式で保存することの確認メッセージが出るので、ここは「はい」で答える。
CSV ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」で「メモ帳」を選択する。
1)開いたメモ帳の「ファイル」から「名前を付けて保存」を選択する。
2)ファイルの種類(*.*)、文字コードを ANSI に変更し、ファイル名を指定し、「保存」する
ここでは、エクスポートされ、「表示名」が設定された .csv ファイルをインポートします。
[オプション]で、重複 (既存の連絡先) を置き換えるのか、重複する連絡先を作成するのか、それとも重複をインポートしないのかを選択します。
[インポート先フォルダー] ボックスで、必要に応じて先頭までスクロールし、[連絡先] フォルダー、[次へ] の順に選択します。複数のメール アカウントを使っている場合、連絡先に関連するメール アカウントの下にある [連絡先] フォルダーを選ぶとのガイドだが、何故か POP/SMTP アカウントには[連絡先]フォルダーが無いので、この場合は[Outlook データ ファイル]傘下にある[連絡先]を選んだ。
インポート先とインポート元とで、項目フィールドが一致していない時は、手動での対応付けが必要になることがあります。
たとえば、この例では、インポート ファイルには [自宅電話番号]があります。Outlook にはこの列と完全に一致しない [自宅電話] フィールドを使っています。これを同じものとして扱うために、[フィールドの一致]の操作を行います。
1)インポート先の「名前」を展開する
2)インポート元の「名前」をインポート先の「姓」と一致させる
ここでは「自宅電話番号」を、「自宅電話」と一致させてインポートする必要があります。
自宅電話番号を(会の班番号など)特殊な目的で使用していることもありデータの移管を行います。
⇓
インポート元の「自宅電話番号」はインポート先の「自宅電話」と関連付けられた
⇓
[OK]をクリックする
🔰 ここで紹介する、Office Outlookから連絡先をエクスポートしてCSVファイルを作成する方法であるが、
それを行うとタイトル行と1行目が崩れてしまう事例が、2020年11月頃から発生している。
これを回避する方法を、ブログ記事で紹介しているので、そちらを参照してください:
https://wins10.jimdofree.com/2020/11/30/outlookからエクスポートした連落先の1行目が文字化けを起こす/
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Outlook から連絡先をエクスポートすると、連絡先のコピーが CSV などでファイルに保存される。これで、このファイルを使用して、別のOutlookメールソフトに連絡先をインポートできるようになる。
[エクスポートするフォルダーの選択] ボックスで、必要に応じて先頭までスクロールし、自分のアカウントの [連絡先] を選択する。[次へ] を選択する
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ここでは、班No.が「自宅電話」欄か「部署」欄に入力されているかで内容が変わる。
特に「名前」のフィールドをエクスポートはしないようにすること、それに代わり「姓」と「名」と、二つだけを指定することが大事です。
一般に「名前」には、姓、名、の他にミドル名が入って組み合わされることが前提なので、これを使用しない日本人名は、ここでは「姓」と「名」のフィールドだけを指定していることを明確にするものです。
「自宅電話」欄に入力されている班No.をそのまま「自宅電話」欄のままエクスポートする。
特に「名前」のフィールドをエクスポートはしないようにすること、それに代わり「姓」と「名」と、二つだけを指定することが大事です。
一般に「名前」には、姓、名、の他にミドル名が入って組み合わされることが前提なので、これを使用しない日本人名は、ここでは「姓」と「名」のフィールドだけを指定していることを明確にするものです。
「部署」欄に入力されている班No.をそのまま「部署」欄のままエクスポートする。
⇩
エクスポート プロセスが完了すると、Outlook のメッセージは表示されないが、[インポート/エクスポート実行中] ボックスの表示が消える。
新しく作成された .csv ファイルをコンピューターで見つけ、Excel でそのファイルを開いて、連絡先が入っていることを確認する。空のセルが多数含まれている可能性があるが、それで正常。
これで連絡先が .csv ファイルにコピーされた。そのファイルを、Windows 用の Outlook がインストールされた別のコンピューターにインポートすることや、別のメール サービスにインポートすることができる。
[オプション] では、重複(既存の連絡先)を置き換えるのか、重複する連絡先を作成するのか、それとも重複をインポートしないのかを選択します。[次へ] をクリックする。
[インポート先フォルダー] ボックスで、必要に応じて先頭までスクロールし、[連絡先] フォルダー、[次へ] の順に選択します。複数のメールアカウントを使っている場合、連絡先に関連するメールアカウントの下にある [連絡先] フォルダーを選ぶ。
🔰
「フィールドの一致」で変換エラーが出るときは、「フィールドの一致」で変換エラーが出るを参照する
①「名前」を展開し、[姓]と「名」が指定されているのを確認する。
② 下方へスクロールし、「会社名」「部署」「役職」がマッチングされているのを確認する。
③ 更に下方へスクロールし、「電子メール」を展開する。
「メールアドレス」「表示名」がマッチングされているのを確認する。
④[OK]をクリックする。
インポート操作の途中、ステップ ⑦ 「フィールドの一致」ボタンをクリックした時に「変換エラー」が出ることがある。その時の対処をまとめた。
エラーメッセージは、フィールドのマップ(一致)情報を構築中に、コンバーターでファイルエラーが発生しました。
そして以下のメッセージが表示されます。
ファイル "C\Users\kumag_000\AppData\Roaming\テキスト ファイル(コンマ区切り).ADR”はロックされています。ファイルがあるディスクがロックされているか、ファイルが読み取り専用に設定されているか、またはほかのプログラムで使用中である可能性があります。ファイルがあるネットワークへのアクセス権を持っていない可能性もあります。
ここでは、事務局から送付される「会員名簿」エクセルファイルにある連絡先情報をOffice Outlook へインポートする手順を紹介する。
見出し行含めて表全体をコピーする。
オリジナルの「会員名簿」エクセルファイルは閉じる。
①新規エクセルファイルを開き、
②セルA1で、以下のように値だけを貼り付ける
⓵セルA1で右クリックする
⓶表示されるコンテクストの「貼り付けのオプション」で「123」をクリックする
これにより、以下の項目名の表ができる:
「班No.」「会員No」「※」「M/F」「役職」「氏 名」「か な」「メールアドレス」「入会年月」
※項目「会員No.」 「※」「M/F」「入会年月」はメーラ(ここでは Office Outlook)では使用しない。
③班と班の間に空白行が数行あるので削除する。
①列を挿入し、
②項目名を「表示名」とする
③セルの値は「氏 名 様」となるようにする。このため、該当のセルに次の関数を入れる。=F2&" 様"
④残りのセルはオートフィルで値を入れる。
⑤[入会年月]フィールドを "yyyy/mm" の表示形式に変える。
🔰[入会年月]は連絡先の項目としては使用しないので、この操作は必ずしも必要ではない。
①「ファイル」から「名前を付けて保存」を選び、
② 保存場所を指定する
③「ファイルの種類」は「CSV(コンマ区切り) (*.csv)」を選ぶ
注意:「CSV UTF-8(コンマ区切り) (*.csv)」を指定しないこと。
④ ファイル名を指定し、「保存」をクリックする。
⑤「CSV(コンマ区切り)として保存する場合、ブックの一部の機能が失われる可能性があります。この形式でブックを保存しますか?」とのメッセージが表示される。これはCSVファイルの制限のみを指し、無視することができる。「次回からは表示しない」をクリックする。
⑥ 元のブック(.xlsx)を閉じる。
⑦ CSVファイルも閉じる。
エクセルファイルから作成したcsvファイルを Office Outlook へインポートする手順です。
エクセルファイルで作成した連絡先の項目は、必ずしも Outlook 連絡先項目フィールドと同じ項目名ではないので、フィールドの一致作業が必要となる。
🔰パスワードを入力するように求めるメッセージが表示され、パスワードを設定していない場合は、「キャンセル」を選択し、次のウィンドウに移動する
[オプション] では、重複(既存の連絡先)を置き換えるのか、重複する連絡先を作成するのか、それとも重複をインポートしないのかを選択します。[次へ] をクリックする。
[インポート先フォルダー] ボックスで、必要に応じて先頭までスクロールし、[連絡先] フォルダーあるいは[連絡先]フォルダーに繋がる傘下の該当フォルダーを選び、[次へ] の順に選択します。
複数のメールアカウントを使っている場合、連絡先に関連するメールアカウントの下にある [連絡先] フォルダーを選ぶ。
🔰 この後、エラーメッセージ "フィールドの一致情報を構築中にファイルにエラー発生しました。" と表示される時は、ブログ記事 "CSVファイルのインポート中にエラー" を参照してください。
「フィールドの一致」ダイアログボックスが表示される。
左側の[インポート/エクスポート元:]と表示された下に、インポートするCSVファイルに含まれている列の名前が[値]として表示されたボックスがある。
右側の[インポート/エクスポート先:]と表示された下のボックスには、Outlook で連絡先に使用される標準の[フィールド]が表示される。インポートするCSVファイル内の列に一致するフィールド名がある場合には、[元のフィールド]の下にその列名が表示される。
これで Outlook の項目名とCSVファイルの列名との紐づき、すなわちフィールドの一致を示す。
[☑”会員名簿.csv”を次のフォルダーにインポートします:〇〇(フォルダー名)]のように、チェックボックスがオンになっていることを確認する。
①「名前」を展開し、[姓]に「氏 名」が指定されているのを確認する。
② 左側ボックスから右側ボックスの Outlook フィールドに一つずつドラッグする。
「会社名」には「かな」、「部署」には「班No.」、「役職」には「役職」を指定して紐づけする。
③ 下方へスクロールし、「電子メール」を展開し、[電子メールアドレス]に「メールアドレス」、「電子メール表示名」に「表示名」が指定されているのを確認する。
※メールアドレスを3個まで追加できるようになっているが、ここでは「電子メール」を使う。
④ フィールドのマッチングが全て終了したのを確認し、
「OK」をクリックする。
空白行などがあるときは、行を削除する。
「表示」を「一覧」表示にする、グループ分けをしないで表示する、等。