OneNote for Windows 10(その1)



01_OneNote とは…?

OneNote は、文字や画像による情報の記録、文書や音声などのファイルの管理などを、紙ではなく電子的に行えるデジタルノートです。

気になることやアイデアの記録、Web で見つけた情報の保管や整理など、さまざまな用途で使える機能があります。


02_OneNote の利用環境

デスクトップアプリ

Microsoft Office のパッケージおよびプリインストール版の「Home & Business」と「Professional」に含まれる。すなわち、「Personal」には含まれていない。 

Office 365 Solo でも利用できる。

この環境の OneNote を OneNote デスクトップ、あるいは OneNote 2016 (OneNote 2010 と 2013 も同様)とも呼びます。

 

以上のデスクトップアプリは有料ですが、2014年3月からは無料版(一部機能制限があるとのことです)のデスクトップアプリを Web からダウンロードしてインストールして利用することができるようになっています。

OneNote インストーラー ⇒ http://www.onenote.com

 

Windows アプリ

Windows 10 には最初からインストールされている。

この環境の OneNote を OneNote アプリ、あるいは単純に OneNote と呼びます。

どのアプリを選ぶかですが、OneNote デスクトップ でしか利用できない機能が必要な場合は、OneNote デスクトップ を使います。ただし、OneNote(for Windows 10)では、他のアプリにはない数多くの新機能を、簡単かつ容易に使うことができます。

ここでは、OneNote アプリについて説明します。


03_OneNote の仕組み

OneNote はマイクロソフトの「OneDrive」に対応しており、ここにすべてのデータを保存しておけます。OneDrive を介して、別PCで同じメモを編集したり、スマートフォンやタブレットを使って外出先でメモを確認したり、複数のユーザーで情報を共有したりといったことが可能になります。

 

OneDrive >「ドキュメント」フォルダー内にある OneDrive データファイル

onenote70:OneDrive「ドキュメント」フォルダーに存在するOneNoteデータ
onenote70:OneDrive「ドキュメント」フォルダーに存在するOneNoteデータ

04_OneNote デスクトップ と OneNote アプリ の違い

アイコンなど

スタートパネルで、両方を並べてみました。文字Nの背景色の違いで区別できます。

onenote02:OneNote vs. OneNote 2013
onenote02:OneNote vs. OneNote 2013

起動画面

起動した画面にも違いがあります。

onenote01:起動直後 - OneNote 2013 vs. OneNote
onenote01:起動直後 - OneNote 2013 vs. OneNote

機能面

OneNote アプリOneNote デスクトップ版はよく似ていますが、いくつかの重要な相違点があります。OneNote アプリは使いやすく、定期的に新機能が追加されます。OneNote デスクトップの主な機能の多くは、時間の経過とともに OneNote に追加されます。

 

規定の設定

コンピューターに両方のバージョンの OneNote がある場合、OneNote に関連付けられたリンクとファイルの関連付けを開くときに、どちらかを既定にすることができます。


05_OneNote の構成要素

OneNoteは、ノートブックセクションページ、ノートコンテナーという4つの要素から構成されている。

個々の情報は「ノートコンテナー」というボックス要素に含まれ、自由な位置に複数配置できる。これらが在るところは「ページ」と呼ばれ、システム手帳や紙のノートでいうところの用紙1枚分に相当します。

 

このページをひとまとめにしておくのが「セクション」で、これはインデックスで仕切られた手帳やノートの用紙の1ブロックに当たります。このセクションが複数集まった大きな固まりが「ノートブック」で、文字通り1冊の手帳またはノートのイメージです。


06_OneNote アプリを起動する

ここでは、OneNote (for Windows 10) について説明します。

➊ スタートメニュー、あるいは全てのアプリから「OneNote」をクリックする

OneNote の起動画面が開く。

onenote07:「ノートの作成を開始しましょう!」メッセージ
onenote07:「ノートの作成を開始しましょう!」メッセージ

➋「ノートの作成を開始しましょう!」メッセージが表示される場合は、画面をクリックする

 

「〇〇さん、ノートを取りましょう!」が表示されることもある。

 

サインイン画面が表示される場合は、Microsoft アカウントでサインインする。


07_新しいノートブックを作成する

onenote03:「ナビゲーションを表示します」をクリックする
onenote03:「ナビゲーションを表示します」をクリックする

➊ 起動画面左上にある「ナビゲーションを表示します」アイコンをクリックする

 

 

画面左にナビゲーションが表示される

onenote04
onenote04

➋ ナビゲーションで「ノートブック」の横にある【+】をクリックする

➌ 画面の指示に従って、ノートブックの作成を完了する

onenote05
onenote05

1)「ノートブック名」を入力し、「ノートブックの作成」ボタンをクリックする。

 

ノートブック名は、例えば「会議抄録」「買い物メモ」「気になる記事」等々。

onenote06
onenote06

2)これで新しいノートブックが作成された。


08_ノートブックを切り替える

複数のノートブックの間で切り替える操作です。

onenote06
onenote06

➊ 任意のページで、左上隅にある「ナビゲーションを表示します」アイコンをクリックします。

 

➋ 表示されるウィンドウで、切り替え先のノートブックの名前を選びます。

「その他のノートブック...」とは…?

ノートブックをいくつも作った時には、「その他のノートブック...」をクリックして一覧を表示して、ナビ画面のリストに表示するようにチェックを入れることができる。


09_ページに文字を入力する(ノート コンテナー)

入力または手書きでメモをする操作です。ページの好きな位置に、ノート コンテナーという要素を使ってメモを書くことができます。

onenote08:ページタイトルの入力
onenote08:ページタイトルの入力

➊ ページ タイトルを入力する

① ページ最上部のページ ヘッダー (日付とタイム スタンプの上) をクリックする。

 

② ページのタイトルを入力する。

 

③「ページタイトル」が変更された。

onenote10:文字入力場所をクリックする
onenote10:文字入力場所をクリックする

➋ 文字を入力する

①文字を入力する現在のページのどこかをタップして、入力を開始します。

 

onenote11:ノートコンテナー
onenote11:ノートコンテナー

② 文字が入力され、ノート コンテナーが作成された。

onenote12:別のノートコンテナーが作成される
onenote12:別のノートコンテナーが作成される

➌ 新しいメモを別の場所に入力する。

① 始めるには、ページの他のところをタップして入力を開始します

 

② 別のメモが入力され、ノート コンテナーが作成される。

 

ポイント

OneNote では、ページ内のクリックした場所にノート コンテナーが作成されるため、どこでも好きな場所にメモを書き込めます。


10_ノートの拡大縮小表示

OneNote 2016 でページを拡大または縮小すると、書式を崩さずにページの内容のサイズを一時的に変更できます。 タッチ スクリーンを使用している場合は、指でページをピンチおよび拡大することができます。

また、[表示] メニューで、ページのコンテンツを拡大/縮小することもできます。

ここでは、[表示] メニューで、ページのコンテンツを拡大/縮小する操作を紹介します。

➊ 拡大するページで、次のいずれかの操作を行う

onenote21:「表示」タブの拡大・縮小・標準メニュー
onenote21:「表示」タブの拡大・縮小・標準メニュー
  • 現在のページを拡大し、ノートの特定の部分を近くで見るには、[表示] タブの [拡大] をクリックする。
  • 現在のページを縮小し、ノートの多くの部分をひとめで見るには、[表示] タブの [縮小] をクリックする。

➋ 完了したら、[表示] の [100%] をクリックして標準設定に戻す


11_文字のスタイルと大きさを変更する

onenote09:フォントの書式設定
onenote09:フォントの書式設定

➊ 文字の大きさを設定する

①「ホーム」タブで「フォントの書式設定」をクリックする。

② フォント スタイルと文字サイズを変更する。

 

初期設定では、「游ゴシック」フォントで、サイズ「11」となっているが、見えやすいサイズに変更します。

既定の文字のフォント及びサイズを変更する

「ナビゲーション」アイコンから「設定」をクリックし、「オプション」を選ぶ。「既定のフォント」でフォントおよびサイズを設定します。


12_ノートシール

OneNote には、重要なメモを目立たせたり、タスクとして管理できるようにチェックボックスを付けたりできる「ノートシール」が用意されています。

onenote42:ノートシールを付ける行をクリック
onenote42:ノートシールを付ける行をクリック

➊ ノートシールを付けたいメモを選択する

1)ノートシールを付けたい行をクリックする。

 

2)「ホーム」タブで、「段落の書式設定」【 v 】をクリックする。

onenote43:ノートシールを選択して付ける
onenote43:ノートシールを選択して付ける

➋ ノートシールを付ける

3)ノートシール選択する。

 

4)ノートシールが行の先頭に付く。


13_ノート コンテナーの削除

➊ ノート コンテナーを選択する

① ノート コンテナーにマウスポインターを合わせ、マウスポインターの形を変えます。

② そのままクリックします。

➋ 「Delete」キー、あるいは「Back space」キーで削除する。


14_入力した文字を移動する(ノート コンテナーの移動)

➊ ノート コンテナーにマウスポインターを合わせる

➋ そのままドラッグする


15_ノート コンテナーを結合する

➊ ノート コンテナーにマウスを合わせる

➋【Shift】を押しながら別のノート コンテナーまでドラッグする


16_ページを削除する


17_ページ内容を検索する

➊ 任意のページで、左上隅にある  「ナビゲーションを表示する」アイコンを選びます。

onenote44:OneNote 内検索
onenote44:OneNote 内検索

➋ 表示されるウィンドウの上部にある [検索] ボックスに検索語句を入力して、[検索]  ボタン を選びます。

➌ 表示される [検索結果] で、開くページを選びます。


18_セクションを作る

➊ セクション名を変更する

① タブになっているセクション名の上でマウスを右クリックする

 

②「名前の変更する」をクリックする

 

③ 名前をキーインする

 

④ 次のように変更できる

 

なお、セクションは、隣の+をクリックして増やすことができる


19_ページを別のセクションへ移動する


20_セクションをパスワード保護する

機密情報や個人情報など、人に見せられない需要な情報を OneDrive で管理する。

onenote26:セクションにパスワード保護をセットする
onenote26:セクションにパスワード保護をセットする

➊ パスワードで保護するセクションにパスワードを設定する

 

① セクションを表示する

 

②セクションタブを右クリックする

 

③ 表示されるメニューから「パスワードによる保護」をクリックする

 

④「パスワードによる保護」で、「パスワードの追加」をクリックする

 

onenote27:セクションにパスワード保護をセットする
onenote27:セクションにパスワード保護をセットする

➋ パスワードが設定される

 

①「パスワードを入力してください」にパスワードを入力する。

 

②「パスワードの確認」に同じパスワードを入力する。

 

③ 「OK」をクリックする。

 

「パスワードを追加しています…」が表示される。

 

onenote28:ノートタイトルに鍵マークが表示される
onenote28:ノートタイトルに鍵マークが表示される

ノートタイトルに鍵マークが表示される。

 

onenote29:セクションを開くにはパスワードを入力する
onenote29:セクションを開くにはパスワードを入力する

➌ 次回以降セクションを開くには、パスワード入力を求められる。

 


21_メールで OneNote にメモをとる

事前に設定を行っておくことにより、メールを送信するだけでメモをとれる「メールの送信」サービスが用意されています。Microsoft アカウントでのサインインが必要です。

➊「メールの送信」の設定を開始する

onenote62:OneNote Online ページ
onenote62:OneNote Online ページ

1)Webブラウザで、OneNote Online のページを表示する。

https://www.onenote.com/

 

2)ページを下へスクロールする

 

3)「OneNote へのメール送信」をクリックする

onenote63:OneNoteにメールを設定する
onenote63:OneNoteにメールを設定する

4)「OneNote にメールを設定する」をクリックする。

onenote64:OneNote Online へようこそページ
onenote64:OneNote Online へようこそページ

5)「OneNote Online へようこそ」が表示されたら、「Microsoft アカウントでサインイン」をクリックする。

➋ Microsoft アカウントでサインインする

onenote65:Microsoft アカウントでサインイン
onenote65:Microsoft アカウントでサインイン

Microsoft アカウントのサインイン画面が表示される。

 

1)Microsoft アカウントを入力する。

 

2)パスワードを入力する

 

3)「サインイン」をクリックする。

 

➌ 送信元となるメールアドレスを設定する

onenote66:メールアドレスの設定を確認する
onenote66:メールアドレスの設定を確認する

再度「OneNote にメールを保存する」画面が表示される。

 

1)Microsoft アカウントのメールアドレスにチェックマークが付いていることを確認する。

 

2)「保存」をクリックする。

 

このメールアドレスから

me@onenote.com 宛てに送信したメールの内容が OneNote に保存される。 

❹ メールを送信してみる

onenote68:メールをme@onenote.comへ送信する
onenote68:メールをme@onenote.comへ送信する

メールを、

me@onenote.com へ送信する

 

1)CCに me@onenote.com を入れて送信する

 

onenote68:メールをme@onenote.comへ送信する
onenote68:メールをme@onenote.comへ送信する

2)送信元に、「OneNote に初めてのメールをお送りいただき、ありがとうございます。」という件名で、「メールが OneNote に保存されました」とメール(右図)が送られてくる。差出人は OneNote Team となっている。

 

「保存されたメールを OneNote Online で表示」ボタンをクリックすると、ブラウザで OneNote Online が起動して OneNote 内容が表示される。 

onenote69:メールが OneNote に保存されているのを確認する
onenote69:メールが OneNote に保存されているのを確認する

3)〇〇さんのノートブック「クイックノート」セクションに、メール件名のページが作られ、内容がノートとして保存されている。 


22_ノートを保存する

入力した作業は自動的に保存されます。

多くのアプリケーションでは、作成したデータを記録するために、保存を実行する必要がありますが、OneNoteでは、作業内容が自動的に保存される仕組みとなっており、「保存する」という行動を意識する必要はありません。


23_ノートブックを閉じる

onenote14:ノートブックを閉じる
onenote14:ノートブックを閉じる

➊ ノートブックを閉じる

① ナビゲーションを表示し、

② ノートブック一覧から、閉じるノートブック名を右クリックする。

③ メニューから「このノートブックを閉じる」をクリックする。

ノートブック名が、ナビゲーションのリストから外される。

(「その他のノートブック...」をクリックして表示されるリストには残っている。)


24_OneNote の終了

onenote13:OneNote を終了する
onenote13:OneNote を終了する

➊ 「閉じる」ボタンをクリックする

① 画面右上の【X】(閉じる)ボタンをクリックすると、OneNote が終了する。